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毒親育ちが考える「毒親」と「じゃない親」の違い【体験談あり】

おかたづけ便|佐藤みなと 毒親のトリセツ

毒親の特徴を知っても、自分の親は毒親じゃないと思っていませんか?

この記事で紹介する「毒親」と毒親「じゃない親」の違いを知ると、自分の親が毒親なのか毒親でないのか明確にできるようになります。

なぜなら、私も毒親「じゃない親」と知り合って接するうちに、この違いを明確にできたからです。

この記事では、毒親と毒親「じゃない親」の違いを紹介して、毒親の特徴的な言動、毒親だと明確にした後の対処方法をご紹介します。

この記事を読み終えると、今後毒親の対応で悩まずに済むし、毒親対策も考えやすくなります。

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毒親・毒親育ちとは?

おかたづけ便|佐藤みなと

毒親とは、子供の人生を支配したり子供を傷つけたりして、子供にとって「毒(有害)」になる親のことをいいます。

毒親という言い方は、2001年に発刊されたスーザン・フォワードさんの著書「毒になる親 一生苦しむ子供」(講談社+α文庫、玉置悟訳)が話題になり、知られるようになりました。

毒親育ちは毒親という言葉の派生語で、毒親に育てられた子供のことをいいます。

なお、毒親、毒親育ちについて詳しい内容は下記の記事をご覧ください。

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毒親育ちが考える「毒親」と「じゃない親」の違い

おかたづけ便|佐藤みなと

「毒親」と「じゃない親」の違いは、Taker(テイカー)であるかそうでないかです。「毒親」はTaker(テイカー)です。

Taker(テイカー)という言葉は、2014年に発刊されたアダム・グラントさんの著書「GIVE & TAKE 『与える人』こそ成功する時代」(三笠書房、楠木建監訳)をきっかけに知られるようになりました。

Taker(テイカー)は、基本的に自分のことで頭がいっぱいです。自己中心的でナルシストの傾向があり、自分さえ良ければそれでいいという考え方の持ち主です。

そのため、Taker(テイカー)には下記のような言動が見られます。

・他人の成果や努力(がんばり)を自分の手柄にすり替える
・他人から親切にされても、親切を返さない
・自分にとって重要だと思う人だけにこびへつらう
・自分にとって都合の悪いことは他人に責任転嫁する
・本性を隠すために他人から見て「いい人」を演じている

一方で、「じゃない親」は、Giver(ギバー)の気持ちを持っています。

Giver(ギバー)はTaker(テイカー)の反対の考え方を持つ人のことで、思いやりがあり、自分から相手のために尽くします。お返しをしてもらうつもりはなく、自分から進んで他人のためになる行動を起こせる人です。

「毒親」はGiver(ギバー)の気持ちがありません。Giver(ギバー)という考えを理解できないです。

毒親育ちが考える毒親の特徴的な言動5選【体験談あり】

おかたづけ便|佐藤みなと

毒親の特徴を紹介した記事ですでに紹介していますが、毒親育ちの私が考える「これぞ毒親!」と言える毒親の言動を厳選すると、下記のとおりです。

・毒親の言動はすべて毒親のため
・毒親は子供を放置する
・毒親は子供の自由を奪う
・毒親は子供の性格・価値観を全否定する
・毒親は子供に不信感・恐怖心を与える

毒親の言動はすべて毒親のため

毒親は、「自分は何をやっても許される存在」と思い込んでいます。ドラえもんでいうジャイアンのような考え方の持ち主です。

なぜなら、年齢を重ねても「自分が一番かわいい」と思っているからです。かわいい自分を守りたいし、そのためであれば、相手が誰であっても悲劇のヒーロー・ヒロインを演じます。

たとえば、「あなたのことが心配」というセリフ。

好奇心旺盛な子供だと何をするかわからないし、親の立場だと「周りの人に迷惑をかけないか」「事故や事件に巻き込まれないか」など心配になって言いがちですね。

「じゃない親」はその言葉のとおり、子供が安全かどうか心配するでしょう。しかし、「毒親」の場合は「(子供に何かあったら)私が対応しないといけないことが増えるから心配」という本音が隠れています。

この例に限ったことではありません。毒親の言動を深読みしていくと、行きつくところはすべて毒親の保身です。毒親の言動に子供(毒親育ち)を気遣うものはひとつもありません。

毒親は子供を放置する

毒親によっては趣味や仕事に没頭したいがために、子供がいないように振る舞います。

なぜなら、毒親にとってもっとも大切なのは毒親自身だからです。自己愛が強すぎて、子供や他のわずらわしいことは眼中にないです。

たとえば、毒母が子供に攻撃しているときに別室へ逃げる毒父。

毒親でも父親にとって「家庭のことは母親が管理・運営するもの」なので、自分は何もしなくてもいいと思い込んでいます。そのため、子供が毒父に助けを求めても「母親の言う通り」と、子供の言い分を聞かずにスルーを決め込んでいることも。

子供を直接的に攻撃する親だけが毒親ではありません。毒親の特徴を紹介した記事で紹介したとおり、毒親によって子供の攻撃方法は違います。母親か父親のどちらかがあきらかな毒親の場合、もう片方の親も違う攻撃方法をする毒親です。子供に悪影響を与える親であることに変わりはありません。

毒親は子供の自由を奪う

毒親は子供を所有物、ひどい場合は奴隷のようにこき使ってもいいと考えています。

なぜなら、毒親にとって子供は親の言うことを聞くべき存在だからです。子供であっても、自分とは違う別の個人として扱うという概念を持っていません。

たとえば、「何時くらいに帰る?」というセリフ。

私は、実家を出てひとり暮らしを始めるまで毎日言われ続けました。予定が読めないのでだいたいの時間を答えて、その時間を1分でも過ぎると「お前のせいで予定が狂った」と激高。外出しても時間を気にして楽しめないし、仕事も途中で切り上げなければならず同僚に白い目を向けられたのは言うまでもありません。

そのときに感じたのは、毒親は自分ファーストで生きる人間ということ。子供の都合や立場を考えるという発想はありません。優先されるべきは毒親の都合であり、子供を自分の思い通りにコントロールし、そのためには手段を選びません。

先日、私自身はじめて「じゃない親」と接したのですが、子供が幼い頃は帰宅時間など気にしていましたが、分別がつく年齢になると子供を「ひとりの個人(大人)」と見なして接していました。「じゃない親」によって対応は変わりますが、ガチガチに束縛することはないですよね。

毒親は子供の性格・価値観を全否定する

毒親は、自分の価値観が絶対に正しいと信じています。

なぜなら、毒親が自分の価値観で行動して失敗や挫折した経験がないからです。子供の性格と相性が悪かったり、毒親と違う価値観を持っていたりすると理解できないです。

たとえば、「いつになったら結婚するんだ」というセリフ。

いわゆる「結婚適齢期」になると性別に関係なく親から言われるセリフ。子供が結婚する気がなかったり、事実婚や同棲を選んだりすると、毒親は全否定をします。それは、「毒親が結婚して家庭を築くのが当たり前」で、結婚しないと一人前ではないと思い込んでいるからです。

私はバツイチなので結婚も離婚もしているのですが、離婚のときは非難されたし、罵声も浴びせられました。毒親にとっては「一家の恥さらし」であり、離婚した私は「黒歴史」の存在だったようです。

また、毒親は世間体も気にするし、見栄っ張りで自分を良く見せようとします。そのため、世間から見て見栄えのしないことを子供がすると、それを徹底的に批判します。その批判は子供のためでなく、「こんな子供を育てた自分が非難されるのがかわいそう」だからです。かわいそうな自分を守るひとつの手段になっています。

毒親は子供に不信感・恐怖心を与える

毒親は威嚇して、自分の方が優位な立場にあることを子供に知らしめようとします。いわゆるマウンティングです。

なぜなら、毒親はコンプレックスのかたまりだからです。そのぶん、誰かに「ほめられたい」「大切に思われたい」という思いが強いです。

このような願望を自分より格上だと思っている人に求めると、時間がかかるし努力をするでしょう。毒親は手っ取り早くかんたんに願望をかなえたいので、矛先を子供に向けます。

子供は素直だし、ちょっとしたことでも反応してくれます。しかも、子供が幼ければ毒親が強い言葉や暴力でねじ伏せられるので、不信感・恐怖心から毒親の言いなりです。毒親の自尊心を満たすためには十分です。

けれど、いつまでも子供に通用するとは限りません。毒親は現状維持を好むので、子供が知恵や知識を身につけると立場が逆転します。太刀打ちできなくなった毒親は、逆ギレをしたり無茶な要求をしたりして幼稚な言動を繰り返して、子供を困らせます。

子供からすると迷惑な存在でしかありませんが、毒親が子供に恐怖心を与えたり困らせたりするのは子供にかまってほしいだけなのです。

毒親育ちが考える毒親「じゃない親」の言動

おかたづけ便|佐藤みなと

一方で、毒親育ちが考える毒親「じゃない親」の言動は、下記のとおりです。毒親の言動と真逆です。

・毒親「じゃない親」は子供に寄り添う
・毒親「じゃない親」は子供と適切な距離を保つ
・毒親「じゃない親」は子供に自分で考えて行動させる
・毒親「じゃない親」は子供の性格・価値観を理解しようとする
・毒親「じゃない親」は子供に安心感を与える

これらは、私の身近にいる毒親「じゃない親」を見て感じた特徴にすぎません。そのため、この5点に当てはまっていなければならない、ということもありません。

ただ、毒親「じゃない親」に共通しているのは、自分自身のことも子供のことも大切にしているということです。大切といっても、壊れないように傷つかないようにていねいに扱うのではなく、それぞれの生き方・価値観を尊重することです。

親子とはいえ、生き方も価値観もまったく違います。親の立場だと、思わず口を挟みたくなるときもあるかもしれませんが、ぐっとこらえて様子をみるといった、子供を思う気持ちと言動が一致しています。

一方で、変化のない日常でも、親は親で自分がやりたいこと(やるべきこと)を楽しむ余裕を持とうとしています。毒親育ちの私からすると、毒親と毒親「じゃない親」はこの点がもっとも大きな違いです。

自分の親が毒親だと確信したらすべきこと

おかたづけ便|佐藤みなと

自分が毒親育ちだとわかったら、毒親から受けた毒から解放しましょう。

なぜなら、あなたの人生を軌道修正できるのはあなたしかいないからです。

個人差があるとはいえ、自分の親が毒親だとわかるのは成人して独立してからが大半。タイミングは、就職や転職、妊娠・出産・産後のようなライフステージの変化の時期です。そのため、「今わかってもどうにもならない」と悲観的にとらえやすいです。

しかし、毒親だと認識してからの人生はあなた次第でどうにでも変えられます。毒親から受けた毒を抜きましょう。何を始めればいいかわからない場合は、できるだけ毒親と距離を置く方法を見つけていきましょう。

あなたが毒親にずっと苦しめられなければならない理由はありません。自分の親が毒親だと気づくことに、大きな意味があります。

まとめ:毒親との決別を決意しよう!

おかたづけ便|佐藤みなと

上記で紹介した毒親と毒親「じゃない親」の違いと、あなたの過去の経験を振り返って思い当たる出来事や心当たりのある出来事がある場合は、毒親育ちだと明確になるし、今後の対策も考えやすくなります。

最後にもう一度内容を確認してみましょう。

毒親育ちが考える「毒親」と「じゃない親」の違い
 →「毒親」と「じゃない親」の違いは、Taker(テイカー)であるかそうでないか

自分の親を毒親だと受け止めるのは時間がかかるし、その過程で苦しい思いをしますが、これまでのことや直近の出来事を振り返りながら記事を読んでください。

上記内容を実践した後は、「毒親から解放されるためにやめること」が必要です。具体的に学びたい方は、こちらの記事も読んでみてくださいね。

毒親の言動であなたが辛い思いをしたり傷ついたりしても、毒親の言動はずっと変わりません。できるだけ早く、毒親と関わらない人生に変えていきましょう。

あなたの人生はあなたのものです。自分の親が毒親だと明確になったからこそ、毒親との決別を決意してみませんか?

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