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【書評】離れたくても離れられないあの人からの「攻撃がなくなる本」

離れたくても離れられないあの人からの「攻撃がなくなる本」 レビュー

「毒親の攻撃から逃れたい」と思っても、実践する勇気が持てずに悩んでいませんか?

この記事では、Joeさん著『離れたくても離れられない人からの「攻撃がなくなる本」』を紹介します。

この記事を読み終えると、本書で紹介されている「攻撃する人との関係を変えるヒント」を学ぶことができます。相手の顔色をうかがいすぎず、人間関係のストレスを減らすキッカケになります。


こんな人におすすめの本です!

  • 毒親との関係を変えたいと思っている人
  • ハラスメントやマウンティングに悩んでいる人
  • 人付き合いに悩んでいる人


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『離れたくても離れられないあの人からの「攻撃がなくなる本」』の書籍紹介

離れたくても離れられないあの人からの「攻撃がなくなる本」』の書籍紹介

もう我慢しない!誰にも振り回されない!
上司、同僚、夫婦・恋人、家族、親戚、友達……あなたのまわりにいる理不尽なあの人からの「攻撃」の対処法を、気鋭のカウンセラーが具体的で実践的な「8つのステップ」で紹介します。

『離れられないあの人からの「攻撃がなくなる本」』「BOOK」データベース



『離れられないあの人からの「攻撃がなくなる本」』は、2019年3月に出版された書籍です。身近にいる「攻撃的な人」から身を守るための対処方法が、攻撃される要因とあわせて、8ステップで紹介されています。

なお、著者のJoeさんはモラハラ対策カウンセラーです。Amebaブログにて、モラハラ被害の対処方法など、モラハラについての情報を発信されています。


私は、みずからいさかいの絶えないモラハラ関係にある両親のもとで育った経験を活かして、モラルハラスメントへの対処法「Joeメソッド」を開発し、以降、モラハラ対策カウンセラーとして、多くの被害者に対して、カウンセリングや講演活動をおこなっております。「Joeメソッド」は、「今の感情はとりあえず横に置いて、自分が望む結果から得られる動きを淡々と行う」という解決型のメソッドです。

離れられないあの人からの「攻撃がなくなる本」


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本がわかる!4つの要約ポイント

離れたくても離れられないあの人からの「攻撃がなくなる本」|本がわかる!4つの要約ポイント

この本のポイントは下記のとおりです。


  1. 攻撃される人には特徴がある
  2. 攻撃する人には特徴がある
  3. 攻撃する人があなたを攻撃する理由
  4. 攻撃をなくすための8つの方法


これだけだとわかりにくいので、それぞれ詳しくご紹介します。


攻撃される人には特徴がある

攻撃される人の特徴は、

  1. 攻撃する人に媚びている(受け入れてほしいと思う)
  2. 攻撃する人が嫌がっていることをやっている

のどちらかに当てはまります。

攻撃対象になると、攻撃する人はあなたのことを理解する必要はないし、理解したくありません。あなたが理解を求めると、その言動により新たな攻撃理由が増えるので、状況は悪化します。

攻撃される人は、攻撃する人と自分が望む関係を築くことができないと認識しておくのが有効です。


攻撃する人には特徴がある

攻撃する人の特徴は、

  1. 攻撃力が強いタイプ
  2. 攻撃力が強く、かつ支配力も強いタイプ

のどちらかに当てはまります。具体的には下記のような言動が挙げられます。


<攻撃力が強いタイプの特徴>

  • 自分の言動を正当化させる
  • あなたに対して理不尽な言動を繰り返す
  • 自分のストレスを発散するために、あなたを利用したい
  • 攻撃なしではあなたと関係を築きたくないと思っている
  • 自分が八つ当たりしていることを知られたくない


<支配力が強いタイプの特徴>

  • あなたの言動をコントロールしたいと思っている
  • あなたが去ってしまうかもしれないと恐れている
  • 自分のストレスのはけ口に利用しようとしている
  • 自分が誰かに一緒にいてもらえる存在ではないと自覚している
  • 自信や自己肯定感が低い


攻撃する人にはあなたを攻撃する理由

攻撃する人があなたを攻撃をする理由は、

  1. 攻撃する人があなたを「弱い」と見なしている
  2. 攻撃する人があなたを「有害」と見なしている

のどちらか、もしくは両方に当てはまります。それぞれの理由は下記のとおりです。


<理由①:攻撃する人が「弱い」と見なしている>

  • 攻撃してもあなたの反撃が怖くないと思っている
  • あなたを軽んじてもいい存在だと見なしている


<理由②:攻撃する人が「有害」と感じている>

  • 個人的にあなたを「邪魔な存在」と見なしている
  • 自分とは違う価値観・考え方が気に入らない
  • 自分の立場が脅かされると脅威に感じている
  • あなたの能力・言動を羨ましく、嫉妬している


攻撃をなくすための8つの方法

攻撃がなくなるための方法は下記のとおりです。


  1. 「悪人」として相手に接する
  2. 相手に無関心になる
  3. 反応を減らす
  4. 言葉を減らす
  5. 接点を減らす
  6. 継続する
  7. 冷たい威圧感を出す
  8. こっそりと行動する


これだけだとわかりにくいので、それぞれ詳しくご紹介します。


「悪人」として相手に接する

攻撃する人に寄り添いすぎる必要はないからです。

攻撃する人は「つねに相手が悪い」という理屈を振りかざします。会話が成立しないので、攻撃する人に対して心の中で毒づくのがアリです。

これは、攻撃する人との関係を変えるための必要悪です。はじめのうちは罪悪感を覚えるかもしれませんが、自分を守るために必要なことはすべて正しいことなのです。


相手に無関心になる

攻撃する人に期待するほど、攻撃対象になるからです。

夫、上司、友人など、攻撃する人に属性があると先入観が働きます。攻撃する人が夫なら「こうしてほしい」という願望、上司なら「良い評価をしてほしい」という期待です。

願望や期待が攻撃する人に漏れ伝わっているから、攻撃はいつまでも続けます。攻撃する人にはできるだけ関わらず、愛したいとも愛されたいとも思うのをやめます。


反応を減らす

攻撃する人が攻撃する要素をひとつでも減らすためです。

攻撃する人にとっては、攻撃される人の一挙一動が攻撃対象になります。喜怒哀楽のふり幅が大きければ大きいほど、攻撃される人は不利な立場に立たされます。

そのため、できるだけ感情を一定にし、感情を表に出すのを最低限にします。職場など人がたくさんいるところでも心がけて。あからさまに言動を変えると、攻撃する人の癇に障って攻撃が強まる可能性があります。


言葉を減らす

攻撃する人の攻撃の大半は、攻撃される人との会話から生まれるからです。

攻撃する人は会話から相手のあら探しをして、攻撃します。けれども、まったく会話をしないとなると、攻撃する人に敵対心を抱かせ、事態が悪化する可能性もあります。ほどよい塩梅を見極めます。

あわせて、攻撃する人のペースに惑わされず、自分のペースを作ります。


  • 早口でまくしたてられても、ゆっくりと話す
  • 長々と説明せず、淡々と短く話す
  • 話すときは「言い切り」を意識する


攻撃する人の会話のリズムを崩すことで、拍子抜けさせます。無理に攻撃する人を理解する必要はありません。


接点を減らす

攻撃する人とのかかわりを減らせば、攻撃の頻度も減るからです。

「夫婦だから」「上司だから」などといって、つねに一緒にいなければならないというわけではありません。攻撃する人の様子をうかがいながら、自分を守るための境界線(バリア)を作ります。

できるだけ攻撃する人と同じ空間にいる時間を減らします。相手の目の届かないところにいるようにしたり、相手に必要な情報を与えないようにしたり、工夫する余地があります。


継続する

攻撃する人に「攻撃対象ではない」と思わせるためです。

攻撃する人は、つねに攻撃するスキを狙っています。一時的に態度を変えても効果がありませんので、「攻撃しづらいキャラ」のキープが必須です。

傷ついた雰囲気を出すのは厳禁です。「(攻撃する人を)許していない」という態度を取り続けて、気まずい雰囲気を作ります。言い訳を繰り返して、のらりくらり攻撃をかわすのもアリです。


冷たい威圧感を出す

攻撃する人に攻撃する気力を失わせるためです。

この時点でも攻撃する人は、支配欲も強い傾向があります。手元に置くためなら手段を選ばないので、攻撃される人は「支配されない」とはっきりと意思表示します。

攻撃する人が「ぐうの音」の出ない状況を作り上げます。やるべきことをまっとうして、かつ「冷たいオーラ=威圧感」を出します。冷めた態度で接することで、攻撃する人の攻撃欲をそぎ、罪悪感を与えることもできます。


こっそりと行動する

攻撃する人に攻撃するスキを与えないようにするためです。

この時点は攻撃する人の影響下から抜け出す直前です。相手に依存せずに「ひとりで生きる」と決意し、自分の世界を築くための行動を起こします。

攻撃される人は、ひとつの場所や人に依存する傾向が強いです。依存心があるほど攻撃されるので、攻撃する人がいない心のよりどころになる場所をいくつも作っておきます。この場所は、趣味でも仕事でもOKです。


毒親育ちが学べるポイント

離れたくても離れられないあの人からの「攻撃がなくなる本」|毒親育ちが学べるポイント

この本から学べるポイントは下記のとおりです。


  • 攻撃する人の対処方法がわかる
  • 攻撃される人の言動を見直すキッカケになる


佐藤みなと
佐藤みなと

毒親関連本ではありませんが、毒親との関わり方を変えたいと思っている人には参考になると思います。


毒親育ちにとってのおすすめ度

【書評】離れたくても離れられないあの人からの「攻撃がなくなる本」|毒親育ちにとってのおすすめ度

おすすめ度:★★★★☆

Amazonレビューでも高評価だし、毒親育ちにとってもおすすめの良書です。


毒親育ちにとってのおすすめ度の背景

離れたくても離れられないあの人からの「攻撃がなくなる本」|毒親育ちにとってのおすすめ度の背景

毒親育ちにとってのおすすめ度の背景は下記のとおりです。


毒親との関係を変える有効な方法のひとつ

この本で紹介されている「攻撃する人」は、毒親の特徴を思わせるものばかりだからです。

攻撃する人は、あなたにとって「有害(毒)」な人です。主従関係のように、毒親育ちの人付き合いは歪んでいることが多いので、上司、夫、友人・知人だけに限りません。付き合いのある人のほとんどが攻撃する人だった、なんてことも過言ではありません。

特に、著者であるJoeさん自身がモラハラ関係にある両親のもとで育った身。実体験から生まれた方法なので、実践的で効果も期待できます。



具体的な例が紹介されている

Joeさんの生い立ちやカウンセラーとしての経験が活かされているからです。

主従関係や上下関係が成り立っていると、攻撃される人は「自分に非がある」と思い込みがち。自信を失って攻撃する人の言いなりになり、思考が止まると、自分で解決策を考えて実行することはハードルが高いと感じてしまいます。

誰にでも通用する対策とは限りませんが、試そうという気持ちは生まれます。「打倒、攻撃する人!」と意気込んでいれば、その人の性格や言動を振り返りながら、自分で対策を考えるのもアリです。


実践するには難易度がやや高め

実践するために求められるのが、感情と言動のコントロールだからです。

毒親育ちは、気づかないうちに毒親に依存しています。「毒親に傷つけられたせいで立ち直れない」と言うのはもっともですが、それは「愛されたかった」「大切にされたかった」という気持ちの裏返し。毒親につけ入るスキを作っています。

本文を引用すると、下記のとおりです。


「媚びる」というのは、「私がこんなに弱いから優しくして!」という、相手に対する要求です。攻撃欲の強い人から見ると、逆に「弱いくせに「優しくしろ」という、不相応の要求をしてきている」と解釈されます。あなたが媚びれば媚びるほど、相手から見たあなたの印象は弱くなり、攻撃の原因になるわけです。

離れられないあの人からの「攻撃がなくなる本」


「号泣」「落胆」「爆笑」などの感情のふり幅を見せ、相手に精神的な限界を悟られると、相手は、あなたという人がどの程度、感情をかき乱される人間なのかを知ってしまいます。その限界値がわかると、相手はあなたのことが完全に理解してしまい、あなたから「得体のしれない怖さ」を感じなくなってしまうのです。

離れられないあの人からの「攻撃がなくなる本」


佐藤みなと
佐藤みなと

対処法を実践するにも、時間はかかると思います。毒親育ちの気持ちを整えながら、自分のペースで取り組んでいきたいですね。


書籍情報

離れたくても離れられないあの人からの「攻撃がなくなる本」|書籍情報

  • 書籍名:離れたくても離れられないあの人からの「攻撃がなくなる本」
  • 著者名:Joe
  • 出版社:SBクリエイティブ
  • 出版日:2019年3月16日
  • ページ数:192ページ
  • 目次
    序章 その「攻撃」には理由がある!
    第1章 もうガマンしない!「攻撃」がなくなる3つの心理
    第2章 理不尽な「攻撃」にはこう対処する!
    第3章 それでも「攻撃」が止まらないときの最終手段


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